コロナ神

新聞の折込広告のチラシを10枚ほどピックアップして、ハサミでズタズタに切り、それらをバラバラにしてB4版ケント紙一面に、適当に重ね張りした。白いケント紙が、一瞬にして、アクション・ペインテングさながらの、錯乱した模様になった。このケント紙を、楕円に近い顔の輪郭に切り、鼻を取り付け、口を切り込んで舌をつけ、さらにまるい目つけると、ひとつの面喰ったおもしろい仮面が立ち上がった。新聞の折込広告のチラシは、各社の社会的経済的なPR活動の象徴のようなものであるが、その10社の意図をズタズタに切断して集約ものが、このハリハリ仮面である。お化けのようであるが、よくみるとなかなか威厳も気の強さもある神が立ち上がった。あたかも、世界中のそして我が国の社会経済的コミュニケーションを短期間にズタズタにした新型コロナウイルスのすごさに似ている。この仮面をコロナ神と名付けた。このコロナ神なら、同類としてコロナ禍で苦しんでいる人の内部に入っていける力を持っており、コロナウイルスを早く退治してくれると思われる。頼むぞ、コロナ神よ。合掌。


【コロナ神】

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