住吉の酒神Ⅱ

住吉の酒紳Ⅰと同じく、この仮面も、山形県の樽平酒造から送られてきた日本酒「一生住吉」一升瓶 6本が入ったダンボール箱のクッションになっているダンボールから作った。酒神Ⅰと酒神Ⅱは、兄弟ということになる。勿論ことわっておくが、おそれおおくも、住吉大明神の顔をイメージして仮面にしたわけではない。酒神Ⅰと同様、住吉大明神の命を受けてやってきた弟の酒神のイメージを仮面にしたものである。耳は同じく別に取り付けた。そのデザインは酒神Ⅰでは神の使いの象徴である蛇になっており、今回は鳥になっている。アフリカや東南アジアでは、鳥はその部族を取りまく森の神の言葉を部族に伝える貴重な動物であり、鳥が頭に付けられている仮面も多い。住吉大明神は海と関係が深いので、今度は鯛がいいかなと思ったが取りやめた。この仮面の表情はかなりくしゃくしゃで、少し酔っぱらっているように見えるが、鯛で耳まで赤くなったら本当に酔っていることになりかねない。神がこんなくしゃくしゃな顔でよいのかといわれそうだが、酒神なので少し酔っぱらっている雰囲気があってもよいぐらいに、思ってください。

【住吉の酒神Ⅱ】

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